はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

金魚姫

私達が普通に社会生活を送っていると 色んな人達と出会います。
それは偶然に出逢うのか? 必然的に出会うのか?といつも思います。

個人的に考えるには 必然的に出会うように 最初から決められている気がします。
親であったり 同級生であったり 同僚であったり・・・・・。

さてさて本題の ”金魚姫” 荻原浩2015年7月初版発行です。
手に取ったその日に 読み切ってしまいました。
面白くて やめられないのです。

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ブラック企業で働いている ”潤”は死のうとするくらい 落ち込んでいました。
そんなある日 神社の夏祭りで 一匹の金魚を釣って家に持って帰ります。
その日から 濡れ髪の妖しい美女が彼の目の前に現れます。
それだけでなく その日から 死んでしまった人を見えるようになるのです。

ここまでだとただのホラー映画のようですが
荻原浩の筆のうまさと云うか ユーモアと人間愛に満ちた物語になっています。

中国の遠い時代から 恋人を殺された憎い仇の
血脈に連なる者を殺すために
この金魚(琉金)に姿を変えた”揚娥”の悲しみの物語です.。
仇の復讐をすればするほど 彼女の命が続いて行きます。

『偶然に思えるあらゆるものが実は見えない糸で結ばれている』文中の言葉です。
最後まで息をつかせない小説です。
映画化になったら”揚娥”の役は誰が良いだろう?なんて勝手に想像しました。


寡黙な爺さんと鋭いツッコミをする孫です。 確かに繋がっています。

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