事前に調べて行きましたが 私が関心があるのは 古い建物
♪秋田名物~♪の民謡では 大館市は曲げわっぱが有名ですが
お弁当箱でも8000円はします。
気軽に買える値段ではないし お弁当は必要ないし・・・。
まずはこの建物をご覧下さい。
純和風の建物ですが 手前には8畳の洋室 応接間があります。
屋根の上には 展望台が付いています。
桜櫓(おうろ)館は大館市、市政施行前の最後の町長を務めた
桜場文蔵さんの私邸として昭和6年から8年、2年をかけて建てられました。
この廊下はケヤキの一枚板 長さが12.3メートル。
柱は「節のない」天然秋田杉です。
内部の案内は、今の所有者の成田欽治さん(80歳位)がしてくれました。
ただ古いだけではなくて 木の材料・欄干の彫刻・障子の組子などに
価値があり 購入したそうです(成田さんは住んではいません)。
トイレの窓です。
一階和室の書院の「干網」の柔らかな曲線。
一階和室は三室になっていて ふすまを開け放すと
合計32.5畳の広さです。
庭の草取りに掛かりきりだと・・ 室内の掃除もしなければならず
この広いお屋敷の管理が大変だと言っていました。
(私見:誰かボランティアでお手伝いしてくれませんかぁ~~)
三階にある「展望台」に上がりました。
階段がとても狭くて 幅50センチ位しかありません。
(体の大きいお相撲さんは無理です!!)
ブルーシートが見えますか?新しい市役所建設のため
大館城の城跡の発掘調査をしていました。
この桜櫓館も二の丸跡地に建っています。
玄関横にある「洋間の応接室」です。あえてこの角度で写真を撮りました。
がらんとした空間なので 知人が家で不要になったものや
手芸好きの方の作品が飾っていて、 極め付きが
高さ80cm位の 地が黒くて 髪の毛がなぜか木の色の「裸婦」の彫刻でした。
(ここまで話を引っ張るなら 写真を撮って来いよ!!ですね。笑)
朝出勤したら この裸婦のおっぱいを触るんだって!!
それは良いとして おっぱいを触りながら 私の胸に視線を送らないでよ~~~。
成田さんの気持ち「忖度」しました(=そんたく=今年の流行語大賞の予感!!)。
「私のは、そんなに立派では有りません!!次(の説明を)お願いします。」と、
成田さんの話の腰を、思いっ切り折って差し上げました。
(ご自分の家なので おもてなしの気持ちの冗談だったのでしょうか?)
受付で100円を払い 住所と名前を書きます。
写真を撮らせて頂いた時に「いろんな人に紹介してね」と言われました。
ついでに 成田じっちゃんのセクハラ振りも紹介しましたよ~~~。
大館市街は何度かの大火があり「桜櫓館」は 奇跡的に残った建物です。
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