はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

私を変えたことば

私の好きな番組で =家、ついて行って イイですか?=があります。
タクシー代をお支払いするので 家について行って おうちの中や
その方の人生を取材する番組です。
今回は取材を受けてくれた方の紹介です。

”私を変えたことば” 日本ペンクラブ編 (2000年4月発行)
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食堂のカウンターで書き物をしながら食事をしていた男性がいました。
『ここで書いていると いろんな人の話が耳に入ってくるので・・・好きな場所です』
(食堂の方が 松本先生と呼んでいました)
その方のお名前は 松本富生さんです。
栃木県那須野原には戦前 強制的に 
朝鮮半島から連れてこられた人々が住んでいる場所があります。
富生さんも5歳の時に両親と来ました。小学校へは6年生になってから入り
中学生になったら 国語・算数など何にも分かりません。

『朝鮮人はこんなに馬鹿なのか』と壮絶ないじめが始まります。
富生少年は 中学3年間で 義務教育の勉強をして
村でも誰も行った人がいない 県の有名進学校へ行き 大学まで卒業します。

ところが就職の際に、朝鮮籍を理由にどこの会社にも入れません。
さらに 結婚を約束した人の 家族・親戚中から反対をされます。
絶望した彼は自殺未遂をします。
その後に 家の軒先に立った托鉢僧が
”生かされて一度は果つるこの命 悔いなく生きる道ぞ訪ねむ”
懐から短冊を出してこの言葉を書いて送ります。

=命は必ず一度は果てるものだ 生かされた道を懸命に生きなさい=

彼は履歴書の不要な世界 土方をしてお金を貯めて
喫茶店を始めます。この後も・・・いろいろあるのですが 割愛します。
49歳の時に第63回”文學界”新人賞をとります。
部屋には彼の著書がありましたが 残念ながら 函館図書館には収蔵されていません。
ただ一冊あったのが この本だったのです。
文章が読みやすくて 深い言葉で溢れていました。
(この本には 34名の方のエッセイが載っていますが どれも感動しました。)

スーパーで買い物をしていたら 若いお姉さんに勧められました。
『新商品です』この言葉に弱いです。
味見をして買いましたが 他にも抹茶味やラムレーズン味もありました。
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お口の中で溶けて行きます~~。一個じゃ足りない、あと引く美味しさです。
(溶けやすいので23度以下で保存してください)。
CIMG1490.jpg

外はビスケットで中はオレンジ味のチョコレートです。
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ビスケットなのでパクッとかじったら 中のチョコが固いです。
油断しないように・・(笑)。
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どちらも美味しかったです!!お勧めします。
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コメントコメント


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色々と辛いことが彼の人生にあったのでしょうね。托鉢の僧との出会いが、人生の転換点になったのかもしれません。
逆境にあっても、逞しく生きていく。言うは易し行うは難しのことでしょう。それでもやり遂げれば、艱難汝を玉にすというところだったのでしょう。

AzTak | URL | 2017/01/25 (Wed) 07:31 [編集]


>『朝鮮人はこんなに馬鹿なのか』と壮絶ないじめが始まります。
>結婚を約束した人の 家族・親戚中から反対をされます。
怒りを覚えます。どんなに辛かったかと。
でも、托鉢僧の言葉を鼻で笑うことも出来たでしょうに、素直に受け止め、その後、懸命に働き、喫茶店を始めるなど、前向きに生きる力が彼にはあったのですね。自分の生き方を思わされます。
今調べたら、仙台市図書館には、松本富生さんの著書があるようです。読んでみようと思います。

オレンジ味のチョコレートビスケット、アタシもスーパーで見かけてました。買ってみます☆

きたあかり | URL | 2017/01/25 (Wed) 08:45 [編集]


Re: タイトルなし

きたあかりさんコメントを有難うございます。
そちらの図書館にありましたか・・・いいなぁ~。
賞をもらったのは 恋人との別れを書いた”野薔薇の道”だそうです。
穏やかでそんな苦労をした様には 見えない紳士でした!
チョコレートはオレンジの香りが良かったです。

tugumi365 | URL | 2017/01/25 (Wed) 12:33 [編集]


Re: タイトルなし

AzTakさんコメントを有難うございます。
日本の会社が 韓国籍を排除するのは 今はどうなんでしょうね?
穏やかで 自慢げに話すでもなく 淡々と画面でお話をしていました。
そのお姿を見て 彼の作品を読みたくなりました。

tugumi365 | URL | 2017/01/25 (Wed) 12:43 [編集]


ありがとうございます

色々なことを考えさせられるお話を
お聞かせいただきありがとうございます。
ことばではきれいごとを言っていても
現実はなかなかそんなわけにはいかない
現実の厳しさを改めえて感じました。
私の子供の頃は学校でこういう差別についての
ことを映画を見て学んだり、色々学習する機会がありました。
現在はどうなんでしょう。
今の子供の親たちにもう一度生きるとは、どういうことなのか。また子供たちにも生きていくことの、大変さ大切なことを教え込む必要ありますね。ただそういうことを指導する先生たちにも??がいっぱいで・・・・
話がそれてしまいましたすみません。
いいお話ありがとうございました。

大好きなチョコのご紹介ありがとうございます。

いとこいさん | URL | 2017/01/26 (Thu) 21:57 [編集]


Re: ありがとうございます

いとこいさんコメントを有難うございます。
いとこいさんの子供のころの学校ではそんな授業をされていたのですね。
今の先生の質がもありますし 教育委員会が閉鎖的な考え方なんでしょうね。
いじめによる自殺でも”そんな事実はない”と平気で言いますが
ご自分の子供なら 納得出来るんでしょうか?
チョコレートはラムレーズン味も美味しかったですよ・・。

tugumi365 | URL | 2017/01/27 (Fri) 08:44 [編集]


わたしをかえたことば。

長女が難しい時期が長く続きました。
私は死にたいと思いました。
娘が私に反発をする。
世の中にも反発するのです。

もう、どうしていいかわからなかった。
絶望の長き日々。

次女がそのとき(小学校だったか、中学校だったか、
覚えていません)いいました。

「おかあさん、お姉ちゃんを信じなさいよ。
お母さんの子だから、心配はいらない」と。
あのコトバで救われた。
あのコトバがなかったら、今の私はなかったかも。

葛藤の末、
その難しい長女も今は自立しました。


森須もりん | URL | 2017/01/27 (Fri) 21:08 [編集]


Re: タイトルなし

もりんさんコメントを頂き有難うございます。
大変な日々でしたね。お嬢さんにしても なんでそんな事をしているのか
自分を理解できない 大きなエネルギーがあったのでしょうか。
”お母さんの子供だから心配ない”って 次女さんもすごい良い言葉を掛けましたね。
親が信じなくて 誰がその変わりができるの?ですよね。
息子が中学生の時にそう思うことがありました。

tugumi365 | URL | 2017/01/28 (Sat) 07:50 [編集]