はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

雨の匂いのする夜に

”雨の匂いのする夜に” 椎名誠著 2015年11月30日第一刷発行
若いころに働いていた職場の、とても無口なパートの方に
好きな作家を聞いたら 椎名誠を紹介されました。

そこからがシーナさんのファンの始まりです。
この本は”アサヒカメラ”に連載された”シーナの写真日記”を改題して発行されました。
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文章も読みやすく 写真も心に響きます。
きっと彼の人柄で写される人が 心の壁を取り払うのでしょう。
日本のお祭りシリーズや海外の主に発展途上国が彼の行先です。

本を読んでいると シーナさんと一緒に旅をしている気持ちになりますが
基本的には土地の人が食べているものを 食べます。
貧困の国でも 遠くから来たお客さんに 
少ない食料を分けてくれる"心が豊かな国"が多いです。
読んでいると こちらのおなかの調子が悪くなる時もあります。
(日本は清潔好きの国ですから、想像力が及ばない事が多いです)

以下の写真は=豊かなメコン=からです。
メコン沿岸で出会った子供たちはよく働きます。十歳以上の男の子は父親と一緒に
川で魚を採っているし 水汲みは女の子の仕事です。

ところが日本からの視察団がこの地にきて『可哀そうだから子供に働かせるな』と、
言ったそうです。なんておバカな視察団でしょうね。
”日本の常識 世界の非常識”そのままですね。
CIMG1304.jpg

CIMG1303.jpg

この子は5歳です。おじいちゃんの家に届け物をするのに
帰りが暗くなるので 母親から石油ランプを持たされます。
自分では火を付けることが出来ないので 母は火をつけて持たせました。
風が強いと火が消えてしまうので 小さな手で炎を守っている姿が真剣です。
小さい子供でも 家族の一員で その仕事を担います。
(この写真を載せたくてブログにアップしました)
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椎名誠の本を読むと 豊かさとは何だろうと いつも考えさせられます。
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コメントコメント


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私が子供の頃、地域の子供達はよく働きました。人手がいくらあっても足りない漁業の町だったという特殊事情もあったとは思いますが、ごく普通の日常でした。今は様変わりしたんでしょうね。
椎名誠氏がよく行く世界は、未だに十分には発展しきれていない地域なんでしょう。現地の人の目線で見て考えるって、飽食の時代に浸りきった私達にはかなり難しいことなのでしょうね。

AzTak | URL | 2016/12/13 (Tue) 06:20 [編集]


こんばんは。

素敵な写真ですね。
父がまだ子供だった頃の話を何度か聞いたことがあるのですが、まさにこんな感じだったんだろうと思いました。
子供でも 立派な家族の一員で、役割があって...
学校での教育水準は今ほど高くなかったかもしれませんけど、日々の生活で、人として大事なことを沢山学習できたんでしょうね。

アイヌ刺繍は、どちらかと言えばシブイ系だと思ってましたけど、布によって随分イメージが変わるものですね。
タペストリーの完成、楽しみにしています。

ケガにはお気を付けくださいね~。

pil | URL | 2016/12/13 (Tue) 06:41 [編集]


おはようございます。

いい写真を見せていただきました。

忘れていたことを思い出させていただきました。
今の日本の子供たちと大違いですね。
都会育ちの私でも、何か家の役に立つことをしたものです。

今では教育一辺倒で大事なこと忘れていますよね。
この5歳の子を始めなんと賢い子供たち、身をもって自分で考えそして成長していく。我々世代、親の世代はみんなそうだったとおもいます。
豊かな国になり、何が豊かか 失ったことがいっぱいありそうです。
人間としての心も今は無くした子供も親も多くなりました。


いとこいさん | URL | 2016/12/13 (Tue) 09:54 [編集]


>椎名誠の本を読むと 豊かさとは何だろうと いつも考えさせられます。
心に響きました。
仕事をする子供たちの写真も見入ってしまいました。
この本、絶対読みます!

アタシも子供のころは普通に労働させられました。掃除、食事づくり、洗濯。それが当たり前でしたが、周りの友人たちは、全部お母さんにやってもらってました。なんだか思い出しちゃいました。

きたあかり | URL | 2016/12/13 (Tue) 10:19 [編集]


Re: タイトルなし

AzTakさんコメントを有難うございます。
椎名誠さんも日本の飽食や家族で食卓を囲めない(子供の塾などで)日本の子供を取り巻く環境を
現地で感じるそうです。発展していない国だけど 家族の絆が強いと書いていました。
私の子供の頃は ”田植え”の季節は学校がお休みでした。

tugumi365 | URL | 2016/12/13 (Tue) 15:54 [編集]


Re: こんばんは。

pilさんコメントを有難うございます。
子供なりに出来る仕事は沢山あり 親もさせるのが当たり前な時代でしたね。
私の住んでいる所は 当時は農家が多くて 田植え休み(学校がお休み)がありました。

アイヌ刺しゅうは、私も”シブイ”と、思っていました。
博物館の中だけの世界ではなくて 一般の人がバックなど 可愛いものを持ってほしいです。
ハイ!歩くのを気を付けます。

tugumi365 | URL | 2016/12/13 (Tue) 16:05 [編集]


Re: タイトルなし

いとこいさんコメントを有難うございます。

> いい写真を見せていただきました。
日本の子供にない よい表情をしているので 紹介しました。

> 今では教育一辺倒で大事なこと忘れていますよね。
椎名誠の本からはそんな気持ちが伝わってきます。

> 豊かな国になり、何が豊かか 失ったことがいっぱいありそうです。
> 人間としての心も今は無くした子供も親も多くなりました。

いとこいさんにこの様なコメントを頂き 私の思っていたことが伝わり嬉しいです!

tugumi365 | URL | 2016/12/13 (Tue) 16:12 [編集]


Re: タイトルなし

きたあかりさんコメントを頂き有難うございます。
椎名誠の本ぜひお勧めします。

> アタシも子供のころは普通に労働させられました。掃除、食事づくり、洗濯。それが当たり前でしたが、周りの友人たちは、全部お母さんにやってもらってました。なんだか思い出しちゃいました。

我が家も同じ様なものですが、きたあかりさんの年代は きっとお友達のお母さんのような家庭が 多かったかも知れませんね。
日曜日は父が次々に用事を言いつけました。居心地が悪かった家でした。お陰様で今はのんびりとした毎日で幸せです。

tugumi365 | URL | 2016/12/13 (Tue) 16:21 [編集]


椎名誠ファンでした!

椎名さんの海外取材本、印象に残りますね。私は、モンゴルの本が好きでした。おっしゃるように、本当の豊かさとは?と、つくづく考えさせられますね(^^)私達の周りのマスコミの映像や報道は、時として、なんらかの意図が隠れていたりする4636気がするのですが…これは全くの私感ですσ^_^;椎名さんの著書、また読みたくなりました!

はこやん | URL | 2016/12/17 (Sat) 13:07 [編集]


Re: 椎名誠ファンでした!

はこやんさんコメントを有難うございます。
そうなの椎名誠といえば モンゴルですね。
ほかの国を紹介してくれて 私たちにいろんな事を教えてくれますね。
奥さんの本、娘さんの本もお勧めです。

tugumi365 | URL | 2016/12/17 (Sat) 17:27 [編集]