はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

函館の古地図と絵図

散歩途中にあるコモン図書室で見かけました。
いつも目に入っていますが 手に取るのは初めてです。
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公共機関で作った本かな?と思っていたら 個人の方が自費出版しました。
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函館の吉村写真館 吉村博道さんが昭和63年に 創業30周年を記念して
1300万円の私費を投じて 10年がかりで作りました。
(吉村さんは日本写真協会会員です)

中央の出版社の依頼で函館図書館に所蔵されている 古地図や絵図の
複写作業に携わるようになって これらの文化財級の資料が修復の予算がないまま
朽ち果てるのを待つ”悲運に震えている”かの様に感じたそうです。

中央の出版社から刊行してくれよう 交渉しましたが『函館の・・・・』と云うだけで
体裁よく拒絶されたそうです。

膨大な地図の中から 独断と偏見で4件選びました。
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大正14年作成 今風に云うと イラストマップでしょうか?
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この頃はもう函館市電が通っています(赤い線)。
今の金森倉庫群が書かれています(真ん中のギザギザ水色の屋根です)。
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日本人なのに 日本語が読めない”もどかしさ”を感じます。
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アメリカの婦人・・・の説明(?)。
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同じくアメリカの男性・・・の説明。
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~函館真景図~
京都 明細堂編 慶応四年(明治元年) 木版彩色
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絵の上には 右には津軽領山 竜飛岬
左には南部領 佐井 大間が書かれています。
函館山が尖っています。この頃は348メートルの高さがありました。
1898年に函館山に要塞建設をする為
山頂を削りました。今は334メートルの高さです。
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この地図に興味シンシン。今住んでいる我が”大川地区”が書かれています。
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外国人の為に 目的地までの距離数が書かれています。
(左下 飛び出している所が 函館です)
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右上に三角の紙で印を付けた所は大沼です。
函館から 大川 七重(今の七飯) 藤山 この当時は山を越えるルートしかありません。
函館より大野通り 十里(大野は今の北斗市です)
函館より藤山越 八里半余

私の住んでいる大川は440年以上前から アイヌの人達と共生しています。
近くに”湯出川”と云う地名があります。温泉が出る川かな(?)と
長い間思っていたら アイヌの男性で”ヨデ”が川のそばに住んでいて
それが訛ったそうです。話がそれました(笑)。
ヨデさんもまさか”ユデガワ”と云う地名になるなんて思わなかったでしょうね!!。
私にとって興味のある話題でしたが、長い話にお付き合い頂き有難うございます。
このような資料を 個人の方に残して頂き感謝いたします。
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写真が見づらくてスミマセン!!
何せ携帯電話のカメラで”ホソボソ”と書いているブログなのでご容赦ください。
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