FC2ブログ
 

はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

ルリユールおじさん

『ルリユールおじさん』(絵本) いせひでこ著 2006年9月第一刷発行

033_202007191853044a7.jpg

ある日女の子の大切にしている「植物図鑑」が壊れてしまいました。
修理してくれる所を探していたら
「そんなにだいじな本なら、ルリユールのところに行ってごらん」と
教えて貰いました。

028_20200719185239128.jpg

女の子はパリの街を探して歩き
ルリユールおじさんの工房にたどり着きました。

029_20200719185240826.jpg

おじさんの仕事を見ている女の子の後ろ姿が可愛いです。
032_20200719185303104.jpg

「ルリユール」という言葉には「もう一度つなげる」という意味があります。
一度本をバラバラにして 綴じなおし 表紙も新しくします。
この仕事は日本にはありません。
027_20200719185237163.jpg

いせひでこさんの絵に魅了されました。
子供を書くのは「いわさきちひろ」さんが有名ですが
絵本を読むだけではなく 絵を見ているだけで幸せな気持ちになりました。

030_20200719185242407.jpg

こちらは伊勢英子さんの著書です。
物語の主人公は男性になっていますが「ルリユール M氏」の仕事を見るために
パリにアパートを借りてこの絵本を作りました。

黄ばんで古くなった紙は薬剤に何度も漬けて綺麗にして
皮の表紙も新しく装丁し直します。

製本の60もの工程をすべて手作業でする製本職人は
今では 一桁になったそうです。
031_2020071918530118e.jpg
関連記事

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

私も小さい頃、大好きな本を何度も何度も読みすぎて、綴じてる部分がバラバラになり、悲しい思いをしました。
結局、セロハンテープで止めるしかなかったんですけど、そのとき、この「ルリユールおじさん」がいたら、本を直してくれたかもしれませんね。
絵がまた素敵です(^∇^)
きっとこの女の子は、大人になってもその本を大事に持ち続けるでしょうね。

Harumam. | URL | 2020/07/26 (Sun) 10:31 [編集]


Re: Harumamさんへ

Harumamさんスルドイです!!
最後のページには 大きな樹の下でこの本を持っている
大人になった女の子がいます。
植物学者になったそうです。

物語だとは言えHarumamさんの想像力が凄いです。

伊勢英子さんの女の子が可愛いですね。
宮沢賢治の絵本の絵も手掛けていて
何冊か借りましたが 
物語によってはぜんぜん違う作風になっていて
面白かったです。

tugumi365 | URL | 2020/07/26 (Sun) 12:01 [編集]


☘️ルリユールおじさん☘️

表紙が素敵ですね!
薄いグレーに青、一目で記憶に残ります^_^
各ページ、深い青と浅い青、薄いグレー、その中に本の緑が印象的です
忘れ難い本ですね。私もこの本探して見ます!

本の修復、手作業なんですね。
職人さんは人間国宝クラスでしょう
あー、子供の頃、破れたところセロテープをベタベタ貼っといた私。
修復なのか、劣化の促進だったのか
トホホです( ; ; )

はこやん | URL | 2020/07/29 (Wed) 12:29 [編集]


Re: ☘️ルリユールおじさん☘️

本の修復は仰る通り「人間国宝」だと思いました。
フランスの文化ですね。

伊勢英子さんの絵本は本の内容で全然絵が違いました。
宮沢賢治の本も描いていますので 
是非図書館でお楽しみ下さい。

tugumi365 | URL | 2020/07/29 (Wed) 16:48 [編集]