はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

東北旅①尻屋崎(青森)

夫が当選した「津軽海峡フェリーの往復チケット」車と大人二人は
期限があり早速東北旅に出ました。
写真はフェリー内部です。行きは大間へ90分の船旅です。
御覧の通り「大間行き」の紙を車につけます。
この日は波が高くて船も揺れ 大間側から函館市の風景を写す予定でしたが
曇っていて見えませんでした。函館市と大間は14キロ位しか離れていません。
大間の住民は「通院」や「買い物」でこのフェリーを利用しています。
青森市に行くより近いのです。

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大間のフェリーターミナルには、大間マグロのオブジェがあり
沢山の人たちがこの前で記念写真を撮っていました。
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これが大間崎にある「本州最北端の地」の碑です。
周りは 大間マグロを食べさせる食堂が20~30件ありましたが
マグロ丼の値段が高いです(私には・・・)。

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こっちは「尻屋崎」です。
下に地図の写真を付けましたので見て下さい。

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ここに行きたかったのは 「逃北」 能町みね子著の本を読んだからです。
この本の中で 能町さんが大学卒業後会社勤めをしますが
会社に行くのが嫌でしょうがない日々を送っていました。
(会社の雰囲気が悪いのではなく 勤めること自体が自分に合わないと思っていた)

その頃に尻屋崎に行きます。
突き抜ける青い空・強い日差しと、湿気のないさわやかな空気。
広い芝生には 寒立馬がのんびりと草を食べています。
この日の風景を見て何となく会社を辞める事を心に決めてしまいます。

能町みね子の文章に誘われて どんな風景か見たくなりました。
私は北海道の最果ての地を沢山見ていますので 
能町さんほど感動はしませんでしたが、
彼女の心がよっぽど疲れていたのだと思いました。

2006年イラストエッセイ「オカマだけどOLやっています。」でデビュー。
時々NHK Eテレにも出演しています。

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本の中 緑のふせんのところが尻屋崎です。
イラストも能町みね子さんです。
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アルテピリトゥ(南米の雑貨)

=前回からの続きです=

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美味しいピザとワインとお店の雰囲気で良い心地になって
店を出ようとしたら 
Sちゃんが「函館でやっていたイベントに出ていた」オブジェに似ていると・・。
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入ったお店がとても狭くて 3畳しかありません。
(元は歯医者さんで ここは女中部屋だったそう)
出てきた店主に見覚えがありました。お互いに・・・。
野村周平さんでした。
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こちらのアクセサリー等の雑貨は南米のものです。
以下店内の様子です。
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この不思議なお人形。
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棚に飾っている「可愛いのか?」「お爺さんなのか?」
どう形容していいのか分かりませんが、心を惹かれます。
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これはスペイン語で「ドゥエンデ」と言う、太古からある精霊の守り神です。
日本でいうところの「座敷わらし」とか、
アイヌの「コロポックル」と存在が似ています。
この「ドゥエンデ」を作っているのが周平さんです。
(造形アーティストとして イベントの企画等もしています)
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周平さんは若い頃から働いてお金を貯めては、海外に出かけていましたが
(その頃は東南アジアに行っていたそうです)
私と出会ったのは、次の南米行きの為におじさんの会社で働いていた時です。
(彼のおじさんが大謀網の網元で 野村水産と云う会社です)

あれから4年間南米ではサーカスの裏方(照明)などをしながら暮らしていました。
函館市文化スポーツ財団で出している「ステップアップ」と云う小冊子に
海外で活躍する人たちの欄があって、そこに毎月文章を寄せていたので、
現地での生活の様子を知る事が出来ました。

南米はスペイン語圏ですが、行った時は言葉を喋ることが出来なかったそうです。
エクアドル出身の奥様と国際結婚。
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家に連れて来ました。先ずは名前を付けるように言われました。
光るもの・甘いものが好きだそうです。構ってくれないと物を隠すそうで、
「お金以外の」お願い事を聞いてくれるらしいです。

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名前ですか?そのまんま「シュウヘイクン」と名付けました(笑)。

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トランジスタカフェ(古い民家)

石窯で焼いたピザ屋さんが今年5月に開店したと聞いて行って来ました。
古民家と聞くと築百年以上の日本家屋を思って訪ねましたが、
私の年代が子供のころに住んでいた「古い民家」でした。
(元は歯医者さんの建物です。)

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このカウンターの中でピザを焼いています。
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この家は築82年です。
天井が外されて「梁」が見渡せるようにリノベーションしました。
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この窓に使っているガラスの模様がレトロです。
今の住宅のように 二重窓ではないので、冬は隙間風で寒いことでしょう。
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店主の「ノブさん」は神奈川から移住しました。
お兄さんが、七飯町大沼に移住して 何回か来ている内に
函館が気に入ったそうです。
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私たちはランチの早い時間にお邪魔しましたが
すぐに「若いお嬢さんたち」で席が一杯になりました。
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サラダとジャガイモのポタージュスープ 飲み物は「大人なので」ワインを・・・。
ピザのセットメニューはサラダ・スープ・飲み物付きで
1000円からです(ピザの種類で違います)。
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ピザは写真の通り以上に美味しいお味でした。
さらにボリュームもありました。
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ご馳走様でした。
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後日、孫を連れて行きましたが11時過ぎでも 予約で満席と断られました。
今はSNSでリアルに情報発信出来るので 美味しいお店は短い期間でも
評判になってしまうのですね。
次回はこのお店の 玄関横にある南米の雑貨屋さんを紹介します。

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ママ、もっと自信をもって

=ママ、もっと自信をもって= 中川季枝子著 2016年4月第一版第一刷発行
子育てを思い返すと 息子にとってどんなお母さんだったか(?)と
自信がない私ですが、
そんなお母さんに応援の本だと思って紹介します。

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「ぐりとぐら」の作者の中川季枝子さんは、
学校を卒業してから17年間保育士として働いていました。
その間出会った子供たちに向けて「ぐりとぐら」を書きました。

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=子供の喜びに敏感でいて=
保育園にお迎えに来た時に「今日はいい子だった?」とか「けんかしなかった」とか
「悪いことをしなかった?」と聞くお母さんは、困ったお母さんです。
それよりもどんな嬉しいことがあったのか?と聞くことのほうが、
子供は嬉しいことや楽しかった事を、いっぱい探します。
中川さんは「ママのお弁当おいしそうね」「お母さんは優しいね」の声をかけたり
励ますときには「お母さんが喜ぶわよ」というと 子供はニコニコします。
「私が良いなと思うお母さんは、
子供の喜びに一緒になって喜んであげるお母さんです。」

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=「25歳以上」の絵本を選ぶ=
絵本を選ぶポイントです。「面白く・分かりやすく・ハッキリ」とした本が基本です。
本には何歳用と書いていますが あまり気にしないほうが良いそうです。
出版から四半世紀経った今も読み継がれている本なら安心と云うのが
世界共通の選書の基準です。

中川さんの保育園では、2歳児や3歳児に最初に読む本は
「ちいさなねこ」石井桃子著でした。


どんな本か気になって 図書館から借りて読みました。

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子猫はある日、一人で出かけます。
どんどん走っている絵が 画面いっぱいに広がります。
絵が漫画チックではありません。

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子供につかまりそうになったり 自動車に轢かれそうになったり 
とうとう大きな犬に追いかけられて 木の上に登ります。
木の上で「にぁお! にぁお!」と泣いていると 探しに来たお母さんに
助けられました。

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最後のページは 
「大きな部屋で 小さな猫が お母さんのおっぱいを飲んでいる」
この文章のみですが・・・。
まったりとお母さんのおっぱいを飲んでいる姿だけで
園児にはたくさんの言葉の説明は必要ないですね。

ママもっと自信をもっての本の題名は、お母さんに向けていますが
孫のいるおばあちゃんにもおススメします。
=嫁・姑の距離間=の参考になります。
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村祭り


毎年9月4日~5日に、近くの神社のお祭りがあります。
小さな神社ですが 地域の人々のお世話で毎年盛大に続いています。
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神社の祠の記録から、この地には440年前から人が住んでいます。
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20件以上の屋台が出ています。
函館(?)の人は 焼き鳥と言ったら「豚肉」です。
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面倒くさがりの夫を引っ張って(人混みが嫌いらしい)
神社にお参りの後 「おでん」「焼き鳥」「生ビール」です。
おでんは、こんにゃくの味噌おでん 豚肉の焼き鳥は「塩味」と「たれ」があります。

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射的や
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途中出会ったワンちゃんが可愛いので写真をお願いしました。
本当は飼い主さんのお姉さんが美人だったのですが
「個人情報」がありますので・・・・残念です(笑)。
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夕方からは町内を練り歩く踊りのパレードがありました。
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5か所の「子供会」も参加してくれました。
お揃いのはっぴ姿です。
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「よさこいソーラン踊り」は踊りの練習の成果が出ていて可愛かったです。
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=お知らせ=
9月15日まで留守にします。
コメントのお返事が遅れることをお詫び申し上げます

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船旅(帰り)

フェリーは定刻通り17時05分青森を出港しました。
また3時間40分をかけて函館に戻ります。
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荒涼とした岩肌「仏ヶ浦」です。
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雲があって夕日は見えませんが 夕焼けが見えました。
美しい若いお嬢さんが3人、絵になります。
日常生活の中でのんびりと夕焼け空を見る機会がありませんね。
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函館では経験したことがない「じっとりとした蒸し暑さ」
青森の汗は、津軽海峡に流します(?)。
フェリーは新しいので 内部も奇麗です。シャワー室には8個のブースがありました。
シャンプーとリンス、ボディソープがついています。
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船内のモニターでは今どこを航海中か見られます。
そこから見える土地の説明がテロップに流れます。
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函館山が見えます。イカ釣り船の「いさり火」が光っています。
今年の漁が始まったばかりで 出ている船も少なく見えました。
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右端に函館山、予定通り20時45分に到着。
帰りも船内からタクシーを予約して函館駅に。
そこから電車で我が家には9時半に着きました。
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それから3日後 一度も懸賞に出した事がない夫が、すっかり忘れたころに 
「津軽海峡フェリーの往復チケット(車と人が二人分)」に当選。
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早速そのチケットを使う旅に出ることにします。
本日9/12~9/15まで留守にします。
コメントのお返事が遅れることをお詫びいたします。

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あおもり犬


三内丸山遺跡を後にして 青森県立美術館へ向かいましたが
遺跡から近くて 500メートル位しか離れていません。
大きい建物です。

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数年前にも一度来たことがあります。
展示内容がとても充実していて 
シャガールのバレエ「アレコ」の背景画を見るだけでも圧巻です。
絵の大きさが縦9m横15mの特大サイズの綿布の絵が4枚 
広い部屋に飾っています。

今回の目的は 奈良美智の屋外展示の「あおもり犬」を写真に撮るためです。
内側からも見えるのですが 外にも出られます。これが大変遠回りで 
美術館の外に出てから階段を上ったり 下がったりします。
ゼイゼイしながらたどり着きました。
高さ8m50㎝ですが・・・・どれだけ高いのかと云うと

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私の後ろを見ると分かって貰えますか?
ここだけ唯一写真撮影ができるのです。
奈良美智さんの作風ですが、女の子の表情が”不思議な可愛らしさ”の絵です。
(お人形のブライスに似ています)
その他棟方志功やウルトラマンの絵の成田亨の展示室など見応えがありました。
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津軽海峡フェリーに戻ってきました。17時5分発に乗ります。
この日は気温が高くて 北海道とは違う「じめっ」とした湿度でした。
まずはビールと行きましょう。
港で働いている人の姿を見ながらのビールの美味しいこと(笑)。
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ここの「煮干しラーメン」はとっても美味しいですよ!!
(焼き干しは津軽地方の味で、シンプルなおいしさでした。)
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定食のおかずだけ頼めるのも良いアイデアです!!
田子(たっこ)牛バラ定食おかずのみ単品をチョイス。

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田子牛さんも特別出演。
田子町はニンニク生産の町でもあります。
黒ニンニクもお土産にしました。
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三内丸山遺跡

三内丸山(さんないまるやま)遺跡は、
縄文時代では最大級の村と言われています。
東京ドーム7.5個分の広さです。

今から5500年ほど前から 1500年間にわたって 人々が暮らしていました。
発掘調査のバイトを経験した私は、この遺跡に来るのが楽しみでした。

           (先頭黄色い服の方がガイドさんです)
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ここは「南盛土」です。土や土器のゴミ捨て場です。
この様に一ヶ所に1000年分の「ごみ」を捨てていました。
一番下の「土器」の模様が だんだん上層になるに従い
手の込んだ模様に変化しています。
また新潟県産の「ヒスイ」 北海道十勝産の「黒曜石」も出土しています。

(今生きているこの時代のゴミが5500年経って
発掘されたらと思うと怖いものがありますね。)
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大人のお墓は「土葬」されましたが
子供のお墓は「土器」に入れて埋葬しました。
10人の赤ちゃんがいたら 大人になれる子供は2人しかいません。
800基以上が見つかりましたが「一歳」位の子供だそうです。
ちなみに当時の平均寿命は約35歳位です。

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この柱穴は直径・深さが約2mです。
中には直径1メートルの栗の柱が残っていました。
それを復元したのが下の写真です。

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傘を差した方が見えますが 
柱穴から想像して この高さになりました。
小学校六年生の一学期で「縄文時代」を勉強していますが
この構造物の利用目的は 想像でしか分かりませんよね。

学習見学で来た子供たちは「バンジージャンプして遊んだ」とか
「(海が近いので)魚の干場だったのでは?」の意見が出たそうです(笑)。

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ガイドさんの説明、最後の場所は「大型竪穴建物(復元)」です。

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ご覧の通り 長さが32メートルとても広いです。
集会所・共同作業所・冬季間の共同家屋などの説があります。
     (中央黄色い服の方がガイドさんです。)
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説明上手なガイドさんにお礼を言って
屋内にある「さんまるミュージアム」へ行きました。
約一千年間で作られた土器が5段のひな壇に並んでいます。
これは約150年周期で模様が変化したのが分かるように
古い順に下から年代別に並べています。


一か所に沢山の土器が出土したため 「ほぼ完ぺきな形で残っていました」
一つの欠片がないと写真のように「白い部分」で補修されますが
その割合がとても少ないですね。
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5500年前に思いをはせると、どんな暮らしをしていたのか?と想像します。
乳幼児の死亡率が高い当時でも、
可愛いわが子を亡くした時には、お母さんは嘆き悲しんだ事でしょうし、
また土器の文様の新作ができたら「自慢」するだろうし・・・(これは妄想)。
私の好きな「縄文時代」にお付き合い頂き有難うございました。

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船旅(行き)

夫はのんびりした船旅がお好きの様です。 
(でも毎日のんびりと過ごしている様にお見受けしますが・・)
週間天気予報を調べてフェリー乗場に来ました。
今回は日帰りの青森旅です。青森県には申し訳ないのですが
「見どころが」ないのよね~~。
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津軽海峡フェリーの建物を後にして 出港しました。
8月23日 朝7時40分発 ブルーマーメイドです。
穏やかなお天気で 気温も高くありません。
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入れ替わりに、豪華客船「飛鳥Ⅱ」が入港しました。
前日まで 豪雨の函館でしたが 皆さんの普段の行いが良いのでしょうね!!
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タグボートが岸壁に押しています。
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函館山のふもとにある「函館ドック」です。
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その反対側には「太平洋セメント 上磯工場」
以前にもブログに書いた 1890年(明治23年)創業です。
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フェリーは函館をどんどん離れて行きます。
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夏休みの家族旅行でしょうか?乗客が沢山乗っていました。
海風が爽やかです。
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♬ごらんあれが 竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす
(中略)はるかにかすみ 見えるだけ♬有名な津軽海峡冬景色です。

作詞家の阿久悠さんは連絡船に乗らないと このような歌詞が書けませんね。
船内にはモニター画面があって 現在の船の位置を示しています。
「竜飛岬」の名前の由来は
岬に吹く風が強くて、空を飛んでいる竜も風に飛ばされたそうです。

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11時20分青森に到着しました。
3時間40分の船旅でした。
船に乗っているのに飽きました!!!
もう少し時間を短縮して欲しいなぁ~~~。
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日帰りなので 青森滞在時間が4時間ほどしかありません。
フェリー会社と契約しているタクシー会社へ 船内から予約の電話をしました。
三内丸山遺跡へと向かいます。

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てのひらのほくろ村

=てのひらのほくろ村= スズキコージ著 2004年4月第一刷発行
この本は 
「絵本があってよかったな」の内田麟太郎さんの本の中で紹介していました。
内田さんが、編集者からエッセイを書きませんか?と話を持ち込まれますが
その人が{こんなものを}と送ってくれたのが「てのひらのほくろ村」でした。
少年コージさんの貧しくとも温かい少年時代の自伝です。
おまけに抱腹絶倒の自伝でした。
(1987年理論社から出ていたのが絶版になり、 2004年架空社から再出版)
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スズキコージさんは1948年2月生まれです。
夫と同じ昭和23年生まれ 戦後のベビーブームで 一クラス60人は普通です。
コージさんの小学校の頃の話が書かれていますが 読んでいてとっても面白くて
子供のころの観察力と絵を描く事が本当に好きで 両親も暖かく
先生も優しくて スズキコージさんを見守ってくれたのでしょう。 

最後のページには小学校1年生冬休み 二年生夏休み 二年生冬休みの
絵日記も掲載しています。 私がとても関心したのが その文章に
「丁寧」に先生がコメントを書いているのです。

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このスイカの絵は小学校2年生夏休みのものです。
「きょうのひる 静岡のお兄さんがきました。五じごろになると
 おかあさんがすいかを きってくれました。
みんなでおいしいすいかをたべました。」
先生「とてもおいしそうな すいかですね。静岡のお兄さんもきて 
にぎやかになったでしょうね」

画面いっぱいにスイカが書かれています。
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他のページでは 汽車で出かけた絵があって
先生「きしゃのえが とてもうまくかけていて 先生もかんしんしました。
ほかの先生にみせると二年生では うますぎるぐらいだと ほめてくれましたよ」
子供は褒められて育って行きますね。

本の題名ですが。
「ある日、しんがいのしょうちゃらと表で、おとし穴を掘って遊んでいたら、
薬うりの白いヒゲで白装束のおじいさんがやってきて、そこで遊んでいる
子供らの手相を見た。そして、おじいさんは、僕の手を引っぱって、
僕の家へ連れて行った。おっかさんが、また、コージがイタズラをして、怒られて
薬でも買わされるのかなと思ったら、そのおじいさんが言うには
「この子供の右のてのひらの中央に、何万人に一人の黒々としたほくろがあるので
この子は大事に育てなさい」と言い残して、スタスタ去っていった。」
(この本の文章が 稚拙(本人の弁)な書き方で 笑いも沢山ありました。)

現在では そのほくろも 薄くなってほとんど消えてしまった。
生まれ育った村を、そのほくろになぞらえて「てのひらのほくろ村」と名づけました。

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私から・・・「コージ少年は 良い先生に恵まれましたね。
夫の学校は戦争帰りの元特攻隊の先生がいて
すぐ殴ったりする 怖い先生がいたそうですよ。」

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