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はこだて散歩日和(パッチワーク日和)

9月1日 母からのバトン

樹木希林さんが好きで この本を借りました。
2019年8月第一刷発行 発行所 (株)ポプラ社

本の内容を知らないで借りましたが 
私のブログを読んで下さっている方にも
知って欲しいと思い記事にしました。
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希林さんは2018年9月15日にこの世を去りましたが
9月1日に病室で「死なないでね、死なないでね」ってつぶやいていたそうです。

2015年に内閣府が発表した「自殺対策白書」の
過去40年の18歳以下の自殺者の統計では 夏休みが終わる
この9月1日に自殺する子供が131人いたそうです。
(9/2 94人 8/31 92人 )これだけの子供が自殺しているのに
どこのマスコミも記事にしていなかったそうです。

学校に通う事が出来ない「不登校の生徒」が出口を見つけられないまま 
自殺を選びました。

私の知っている方の子供が
勉強が好きで自分から私立の中学校を希望して通いました。
ところが 最近登校していないことを知りました。

私の年代は 子供が学校に通うのは「当たり前」の事です。
お嫁さんにこの話をしたら
「上の子の時と下の子の中学校では 不登校は当たり前にあるんですよ!」

中二の孫「ずっと休んでいた子が ある日登校してきて
いつもと変わらずに勉強して 周りの子とおしゃべりして
給食を食べて・・・・でも次の日からまた来なくなる 
別にいじめられている子供ではないの」

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夫は「親は子供を学校に通わせる 義務はあるけど
子供が無理して学校に通う義務はないのでは?」

希林さんも幼稚園の時から「周りと違った子供」だったそうですが
お祖母ちゃんは「誰かと自分を比べるような、はしたないことはダメ」
両親も「これはダメ それは違うでしょ」と子供には言わなかったそうで
他人と比べて卑屈には育たなかったそうです。

この本は かつて不登校だった方や
そんな子供をサポートする方との 
希林さんの娘の内田也哉子さんとの対談集です。
読んでいると 子供たちの問題だけではない
社会の中で生きずらさを感じている大人にも参考になる本だと思いました。

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コタンの口笛

いつも私のブログにコメントをくださる「アカゲラさん」からの紹介です。
中学生の頃に読んでから 再読との事。
昭和51年(1976年)
石森延男児童文学全集第12巻 この中に「コタンの口笛」全巻が入っています。
函館図書館にはこの本しかなくて(何冊かに分かれている本も有)
ナント厚さ5センチ 重さ1kg超 594ページ
寝ながら(ゴロゴロしながら)本を読のが好きな私には 重すぎ(笑)。
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背筋を伸ばして「ピシッ」とした姿勢で机に向かって読んでいます。
私は「あとがき」から読むのが好きです。
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石森延男さんは1897年(明治30年)札幌生まれ
小学生の時から数えると4つの戦争を経験しています。
日露戦争・第一次世界大戦・日中戦争・第二次世界大戦です。
「人と人との争いの一つには 相手の人をあなどる(相手の人が貧しい
地位が低い・教養が足りない・文明が進んでいない)
こんなことが相手を馬鹿にしていさかいが起こる。

和人ははたして、アイヌの人を今まで見くびらなかっただろうか?との
反省を含めてこの本を書きました。
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「コタンの口笛」には母親を亡くしたマサとユタカ(姉中3と弟中1)の
中学生時代からの話が中心です。
(594ページのうちまだ268ページ、まだ途中ですが。)
同級生のお金が無くなると「アイヌであるマサが疑われる」なんて序の口です。
そんな中でも先生や優しい人たちにも恵まれて 二人はたくましく育っていきます。

アイヌの生活や文化・風習が分かりやすく 本の中で紹介されています。
文章も平易な言葉で書かれていて(児童文学なので)
この一冊で アイヌの歴史が勉強できます。
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毎日少しずつ楽しみながら読んでいます。

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修道院のお菓子と手仕事

私好みの本を見つけました!
=修道院のお菓子と手仕事=
柊こずえ・早川茉莉著2013年11月 第一刷発行
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修道院では、祈りの生活を続けていくために、自分たちの労働で
生計を維持していますが、その一つとしてお菓子作りがあります。
全国にある16か所の修道院を訪ねて お菓子作りや手仕事を取材しました。
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左ページには8/12にブログで紹介した トラピスト修道院で作られている
トラピストクッキーも・・・・とても素朴で美味しいクッキーです。
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右下(4個)に写っているのは 今回この本と出会うことになった
那須トラピスト修道院のガレットです。
8/12のブログのコメントで リンク「那須で木の雑貨を」のビリーさんから
このガレットを教えて頂きました。
ビリーさんは毎年シスターのお誘いでクリスマスミサに参加されています。

本の中には那須トラピスト修道院の建物の写真は載っていませんが
ホームページから「ガレット」を見つけて「葉書」で注文しました。
保存料や添加物を使わず 昔ながらの製法で作られているお菓子です。

ところが・・・・送料がお菓子のお値段と同じくらいで
「高いお菓子になりますよ。札幌の光明社にも置いてありますから
そちらから送って貰う方が 少しはお安いのでは?」と
優しいお声のお電話を頂きました。
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光明社では道内の修道院のお菓子も置いています。
右ページの「白黒のお菓子・アマンドミックス」は
十勝カルメル会修道院のお菓子です。
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私の好みで・・・・包装紙の写真です。
訪ねた修道院では「お昼ごはん」をご馳走になったり
シスターの手仕事をしている写真などがたくさん載っています。
興味のある方は是非 手に取って読んで見て下さいね。
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「甲斐みのり」さんの本を2冊紹介

甲斐みのりさんは おばあ様やお母様がお菓子の包み紙を大切に保管して
味気ないノートや本のカバーにするのを見て育ちました。

大学生になり本の装丁や広告デザインに興味を持つようになります。
それから収集するようになりますが
お店に行って実際にお菓子を包んでもらうのをルールにしています。
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(左)美術大学の学生が描いた「パリの風景」
(右)こんな布があったら 即購入 銀座千疋屋
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甲斐みのりさんが実際に小物入れなどに使っている 全国各地の箱や缶。
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本を開いて・・・道民としてとても嬉しい!!
札幌「千秋庵製菓」大正10年創業
愛嬌があって ほっと和めるデザインです。
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「資生堂パーラー」
明治35年から 日本初のソーダー水 アイスクリームを販売。
すべてがお洒落です。左ページの真ん中「花椿ビスケット」の缶が素敵。
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本書では作家別でも載せています。
お馴染み「アンパンマン」の作家 やなせたかしさん。
(仙台市 北上京だんご本舗)
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この「きびだんご」生協のドドックで買いました。
江戸時代に創業 岡山市 廣榮堂
日本全国の子供たちに きびだんごを広めたいと 
平成5年に絵本作家の五味太郎さんに依頼。
五味さんの絵とは気が付かず しっかりと可愛いところを切り取って
今でも「栞」にしています。

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=歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ=
東京大空襲で焼けなかった「旧宮家」の建物が今も残っていて
邸宅時代そのままの家具、内装やステンドグラスなど見どころ満載。
(こちらは 旧李王家東京邸 皇族の邸宅を多く手掛けた 旧宮内省の設計)
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階段の踊り場の 高さ5メートルのステンドグラス。
この本を持ちながら東京散歩に行きたいものです。
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=出掛けていますので コメント欄を閉じています=

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ミ・ト・ン

=ミ・ト・ン= 小川糸(著) 平澤まりこ(画)
2017年11月初版発行

この本の表紙の絵はラトビアの文様です。
ざっくりとした内容ですが
ラトビアの文様を編みこんで手袋を作るマリカの物語です。
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私の知人にこのラトビアの文様を編みこんで作品を作る方がいます。
(H15・10・6のブログで紹介しました)
その時はただただ文様の緻密さに驚きましたが 今回「ミ・ト・ン」を読んで
ラトビアの歴史を知ることができました。
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ラトビアは1940年 ソビエト連邦に 約半世紀にわたり占領されます。
その間自分たちの文化を否定され 民族衣装を着ることも禁止されます。
ただ寒くて冬を越せないためミトンを作るのは許されました。

1991年独立。
当時このニュースは知っていましたが 私の関心は薄かったです。

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女の子は小さい頃からおばあさんや母親から「ミトン」の作り方を教えられ
結婚をする時には 自ら作ったミトン・靴下・帯などを
「ながもち」一杯にして嫁ぎます。
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ラトビア人の多くが信じる「ラトビア神道」は 
日本における「八百万の神」の様に 
木や石や土や火など あらゆるものに神様が宿る多神教です。

下の写真の文様にはソレゾレの意味があります。
アイヌ文様にも通じるものがあると思いました。

最後のページにはこの様に写真がたくさん載っていて
小川糸さんと一緒に旅をしているようで
イメージが広がり 楽しくラトビアを勉強させて頂きました。
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